カスガイ『リビング』ワークインプログレス@王子小劇場



(WIP終了数日後にカスガイに送った感想メールより、その一部)


演劇を創るという現場があまりに未知の世界で
ただただ感心(感動)するばかりでした




前半の稽古についてです。


心を開く
自分を見せる
相手を受け入れる
その上に築かれる信頼関係


これが、そもそも誰かと関係すること
そこから演劇を創りあげていくことの
土台になるんだということ
日常生活ではともすれば無意識的にやってたり(やってなかったり)することが
あのような稽古のもとで築きあげられていく
ということに感心してしまいました。


心が開いていて
役を許容する役者がいて演じる世界が生まれてきている
一つの人格が本当に産まれてきている
そんなふうに感じて
感心しきりでした。




後半、本編についてです。


舞台美術も衣装も小道具もなく
台本を持った状態なのに
ストーリを追って、
心の揺れに共鳴しながら
とても惹きこまれて観ていました。


それぞれが抱えている問題や想いが
だんだん浮き彫りになってくるのかと思っていたら
結局のところぼんやりとしか受け止められず
考えたくて、
でも結局思いあぐねてしまいました。