駆込み訴え
10/10まで八幡山ワーサルシアターで
Project BUNGAKU 太宰治
という企画の公演が行われていて
休演日の10/4に
Project BUNGAKU 休演日企画・演劇文学サロン(ユルめ)
というイベントがありました。
お酒、食事ありで
リーディングの公演が4作品
■松枝佳紀演出『雌に就いて』(出演:アロッタファジャイナチーム)
■広田淳一演出『畜犬談』(出演:ひょっとこ乱舞チーム)
■吉田小夏演出『待つ』(出演:吉田小夏)
■谷賢一演出『駆込み訴え』(出演:玉置玲央)
休演日の2日前に告知された企画なのに
あー、私その日夕方から暇!
突発的な企画に飛びつけるくらい暇!
ってことで行くしかないじゃない。
気がかりはただ一つ
関係者的な人たちしか居ないんじゃないかしらん?
うーむ。。。
と思いつつメール
やっぱり身内のりな感じになってしまうかも
との事。。。
しかし見逃がしたくない。
玉置さんの『駆込み訴え』
絶対凄く良いもの観せてくれる
という、確信めいたものが私の中にあって
たとえ肩身が狭い思いをする事になってもいいから観に行こう
後から、やっぱり行けばよかった
だけは嫌なんだ。
ってことでこそっと遊びに行ってきました。
19時ちょっと前に劇場に着いたら
もうすぐひょっとこチームのリーディングが始まるという事で
いそいそと中へ。
『畜犬談』凄く面白かった!
笑ったーいろいろ笑ったー^^
太宰役の方(名前がわからないごめんなさい><)と
犬役の佐藤みゆきさん(こゆび侍)に
きゅんきゅんしてました。
かわいい面白い!
楽しかった。
吉田小夏さんの『待つ』もよかった。
しっとりと。着物も素敵。
1作品10分から20分位だったかな。
各作品の合間の時間が結構あって
ひとりで隅っこでボケっとしてたら
ひょっとこチームの方たちが近くに居て。
お菓子戴いたり。
佐藤さんからは次回出演作の出来たてのチラシをいただいたり
(ちょっと気になってて観たいなと思っていた作品だったので嬉しかった)
基本ぼーっとしてたら
玉置さんに超気遣ってもらって
申し訳ない気持ちになったり。
でも、本当にゆるゆるとした空気が
案外ひとりでも居心地悪くなくてほんとよかった。
『駆込み訴え』は一番最後。
「準備してきます」と声をかけてもらって
わくわくしながら待つ。
このお話はそもそも好きなのです。
もうね!ホント行ってよかった!
観れてよかった!!
胸がいっぱいになるくらい
迫力のリーディングで
息をのむ。
私、自分の目利きをこんなにも
誉めてやりたいと思った事は久しくなかったように思う。
この人に出会えてよかったなと心底思った。
絶対的な信頼を持って観れる。
後悔させないってすごい。
辛い思いも寂しい思いもさせないって凄い。
本当に良いものを観れたなぁっていう時の
ほっこり感に包まれて
挨拶もそこそこに劇場を後にして
私はこの感情と感覚でしばらくは頑張れる。